marimonfuwaのブログ

何かしんどいなぁと思う時に綴ろうと思います

一タレントの報道について思うこと

芸能界というのは、本当か嘘かわからないことを牽制し合って、互いに持ちつ持たれつで活動するところなのだなぁと。


その昔、松本人志さんは、テレビで視聴者がタダで自分の笑いを観られることについて、嫌悪感を示していた時期があった。
NHK以外のテレビ報道は企業のコマーシャルによって制作費が決まり、その企業は消費者が消費することによって成り立つものであり、間接的にではあるけれど、大半の消費者である視聴者は、タダ見をしているわけではないのだ。


その世界の大御所から「お前らのは漫才やない!」と、売り出し中の若手芸人が出演する番組でコケにされていて、固まっていたダウンタウンの2人。その後、飛ぶ鳥落とす勢いで売れていったが。。。本当に本人たちの実力だけだったと言えるのだろうか。
吉本興業という大きな会社に属し、そこで裏方をしてくれている影の力があればこその物ではないのだろうか。


わたしはダウンタウンの2人が繰り広げる漫才が好きだった。
昨今はMCとしての活躍しか目にしないが。
売れている芸人が司会者の枠を土足で踏みにじって、その領域を侵すのは如何なものかとは思っている。
ドラマとかに出演するのもしかり。
売れれば何でもありなのが芸能界。芸人から役者に転身して活躍する方もいらっしゃるが、一時の話題で消える人もいる。


亡くなった女優の野際陽子さんは元アナウンサーだったが、女優に転身してからは女優業に専念しておられた。
領域を侵さないようにして、畑を変えたら、立場によって色々なところに顔を出さないのが潔いと思う。


MCとしての仕事がメインになってからの松本人志さんは、はっきり言って面白くない。
ダウンタウンとしてのMCは浜田さんとのやりとりがあるので、漫才要素が入ることで面白さが出るが。。
でも、司会者としての業をメインにしている方々の足元にも及ばないのである。


餅は餅屋ではないだろうかと、そう思う。