marimonfuwaのブログ

何かしんどいなぁと思う時に綴ろうと思います

統計学のまやかし

国際成人力調査というものがあるらしい。
それによると、日本は先進国で断トツ1位なのだそうだ。


①日本人の約3分の1は日本語が読めない
②日本人の3分の1以上が、小学校3,4年生以下の数的思考力
③パソコンで基本的事務作業ができるのは日本人の1割以下


この成績で、日本人は読解力、数的思考力、ITスキルいずれにおいても先進国で1位であったと・・・プレジデントオンラインの記事にはそう書いてあった。


さて、この調査は一体いつ、どこでなされたものなのだろうかと・・・


少なくとも、私はこんな調査を受けたことは一度もない。


テレビで報道される「調査」と言われるものは、答えてくれた人の割合であって、意図的に高い結果を出せるようにすることは可能であるし、その逆もしかり。


例えば、成人した全国民を対象に行った調査というものが実施できるとすれば、より正確な数字として根拠をなすとは思うが、それすらも正しく行える保証はない。
検査機関に全員が赴き、監督官がいる中で検査を受け、それを集計できるだろうか。
まず、実施するのが困難である。自力で検査機関へ迎えない人もいるだろう。現在はリモートで対応できる人もいるが、そういったツールを使いこなせない人もいる。
そうやって考えると、全ての統計は怪しい結果でしかないと思う。


なんでもかんでも、数字で表そうとするのは、難しいのである。