世界中が不安な気持ちで毎日過ごしているのか、、というと、多分、身の回りで、実際に罹患して、発症しない限りは誰もが他人事なのではないかと思います。

先週、三連休にお彼岸の墓参りをしようと、1時間足らずで着ける実家に向かうと、2時間半かかる渋滞でした。墓参りは諦めて、母を連れて昼食をとりに出かけて、実家にもどりました。

自粛に疲れた家族連れが、車でなら感染の危険性が少ないと思っての状況だったのだと思います。感染者数も毎日ニュースで聞いてはいるけれど、実感がなかったと思います。

マスクが無くなり、ネットで拡散される情報に振り回されて、トイレットペーパーが店頭から消えたり、米が消えたり、パスタが消えたり。

昨日は冷蔵庫が空になったので、食料品を買いに出ました。確かに、いつもなら棚が空になっているなど、あまり見ない光景ですが、何かしら、棚が空になっていました。

卵が残り数個だったので、また、卵だけ買いに出るのは面倒だなと、買っておこうと思ったら、棚が空でした。

なるほど、、人の心理は中々面白いものだと思います。卵は少し日持ちしますし。買いだめする生鮮食品としては万能ですしね。

無くても困りませんので、次に見たら買えば良いかなと、ほかに必要なものだけ購入して、そのまま、家にかえりました。

今日、予約していた病院へ行きました。予約時間の10分前に到着し、5分前に受付を済ませ、待つこと・・・・・1時間・・・・。

病院の予約って、どうして、待たされるんでしょうかね。。不思議です。

私は待つのも待たされるのも嫌いです。昔は1分遅刻ってだけで、イライラしましたが、予約時間や来客を待つのは15分くらいまでなら、待てるようになりましたが・・・自分が遅れるのは、相変わらず、イライラします。

今日は1時間待ったので、ちょっとイライラしました。
でも、先生とゆっくり話をさせてもらえたので、（待たせたので仕方ないと思ってくれたと思います）帳消しにしました。

今でも、自分が遅刻したときは、なんで遅れたのか、イライラしながら検証を繰り返します。次に絶対に遅れないために。なので、電車で出かける時には、何度も電車の時間を調べますし、乗り換え時間も確認します。到着時間も確認して、地図検索で目的地周辺の写真までも確認します。便利になりました。

日本人くらいだと言われる、時間に対する律義さ。でも、だんだんと、そんなこともなくなってきたなぁと思います。

色々な営業が、最近は遅れてきます。金融系の人も若干遅れてくることがあります。
でも、役所の方はやっぱり時間に正確で、きっちりしてます。

昔、沖縄に旅行した時、お土産を帰る直前に買って、空港へ行こうと思い、
「明日は何時からお店が開いてますか？」と、尋ねたところ、
「うーーん。。11時くらいかなぁ～。」と、独特な沖縄の方言で答えを貰った時、もう、絶対に沖縄に旅行に来るのはやめようと思いました。

お店なのに、「くらい？？」って、何？？って、なりました。

海外旅行したことないので、ほんとに、？？？？でした。

最近は電車が２～３分遅れても、イライラしなくなりましたが、若い頃は、ほんとにキレてました。。そんなに怒って、疲れない？？ってなるくらい、怒ってました。

まだ、怒れる元気があるんだなぁと、生きてることを実感します。

若い頃の持論として、仕事と趣味は別の方が良いと思っていました。

仕事は金を稼ぐための手段で、趣味は人生を楽しむためのもので、分けておいた方が良いと思っていたからです。

年を重ねると、それは間違った価値観だったと気が付くようになりました。

働く時間は、寝る時間よりも多いからです。一日の大半を仕事の時間が埋めるようになると、金を稼ぐための手段だけでは、疲弊してしまいます。
趣味と実益。趣味の様に出来る仕事なら、疲労感はだいぶ違います。

その昔、好きな仕事をちょっとだけしていた時は、働いている時間も楽しく、仕事が終わった後も楽しく遊びに行くことが出来ていたのを思い出しました。
そんな人生をたったの2年くらいしかしてきていないのです。

そりゃあ、毎日がなんとなく憂鬱になるはずだと思います。

で、今更何がどうなるかというと、何ともしようのない、無気力な自分に愕然とするということで、、、

ヨルシカさんの「だから僕は音楽を辞めた」を聞きながら、茫洋とするのです。