若い頃の持論として、仕事と趣味は別の方が良いと思っていました。

仕事は金を稼ぐための手段で、趣味は人生を楽しむためのもので、分けておいた方が良いと思っていたからです。

年を重ねると、それは間違った価値観だったと気が付くようになりました。

働く時間は、寝る時間よりも多いからです。一日の大半を仕事の時間が埋めるようになると、金を稼ぐための手段だけでは、疲弊してしまいます。
趣味と実益。趣味の様に出来る仕事なら、疲労感はだいぶ違います。

その昔、好きな仕事をちょっとだけしていた時は、働いている時間も楽しく、仕事が終わった後も楽しく遊びに行くことが出来ていたのを思い出しました。
そんな人生をたったの2年くらいしかしてきていないのです。

そりゃあ、毎日がなんとなく憂鬱になるはずだと思います。

で、今更何がどうなるかというと、何ともしようのない、無気力な自分に愕然とするということで、、、

ヨルシカさんの「だから僕は音楽を辞めた」を聞きながら、茫洋とするのです。