marimonfuwaのブログ

何かしんどいなぁと思う時に綴ろうと思います

父の手術

父は直腸結腸癌による腸閉塞だったため、手術が必要で、その為の入院でした。


腸内の腸液がなくなり、ようやく手術となりました。

腹腔鏡の手術なので、回復は早いですとの説明を受けました。


父は手術の日、浣腸をされて、自らの足で歩いて手術室に向かいました。

手術は思ったよりも時間がかかり、予定より1時間長くなりました。

母と妹と話をしながら待っていて、終わってから、主治医の先生から、取り除いた癌の部分を見せてもらい、思ったよりも大きな切除部分でした。


取り除いた腸内の様子を見るために、お腹の部分から管を出すので、それを引っ張ってしまうと大変だということの説明を事前に受け、引き抜けないように、自分では着替えができないようになっている術衣というものを着せると言われていました。


手術後、父は自分が手術されたことを理解出来ていませんでした。麻酔が切れて、物凄く痛かった様子でした。酸素マスクを外せと、身体拘束された腕をバタバタさせ、誰の制御も聞かない状況でした。でも、ICUなので、付き添いは許されず、家族は帰ることになりました。


認知症への副作用が出る可能性があるので、睡眠薬系を多用しないようにする予定でしたが、力の強い父は縛られている腕に痣が出るほど、暴れて、それを引き抜いてしまったので、病院からの連絡を受けて、睡眠薬系の点滴を入れることに母は承諾しました。


この数日間は人の変わった父の様子に、回復するのだろうかと不安になりました。