marimonfuwaのブログ

何かしんどいなぁと思う時に綴ろうと思います

腸閉塞で入院

父の父、祖父は腸閉塞の誤診であっけなく亡くなってしまいました。
その息子である父も腸閉塞になって、緊急入院入院することになりました。


認知症があるので、24時間看護の病院とはいえ、家族が付き添わないと、迷惑をかけることになると思い、申し出ましたが、完全看護なのでと、断られました。
その日は病院へお願いして、全員自宅へ帰宅しましたが・・・


次の日、病院から朝一で母のところに電話がありました。
目が離せない状態になってしまったので、ICUに移動させた。ナースステーションから見えないと困るので、付き添いをお願いしたいと。。


その日から、交代の付き添いが始まりました。
時には夜も泊まることになり、一番下の妹が何日か泊ってくれました。ただ、とても施設の整っていない病院で、3人部屋とは言っても、部屋も狭く、個室は空いていないということで、付き添いも丸椅子に座るしかないくらいの空間でした。


ナースさんにも色々な方がいます。


認知症ですと申し送りはあるはずです。


腸閉塞で小腸に溜まってしまっているものを抜くために、父が鼻から入れられている管をどうしても触ってしまうのです。時には、引き抜こうとします。
見ていないと、簡単に抜けてしまうのです。
付き添いはその管を抜かないように、見張るのが必要だったからです。


一番下の妹が泊まりで付き添っている時、一瞬うたた寝してしまい、管を10cmくらい父が引っ張っていたそうです。妹が気づいて、止めたところに、夜勤のナースさんがやってきて、認知症の父に、物凄く怒ったそうです。
ナースさんでも、認知症になっている患者への対応が出来ない方はいらっしゃるのだなと思いました。看護師は、介護士ではないので、認知症に対する正しい知識がないのは仕方のないことだと思います。また、夜勤は手がないので、忙しく、イライラしているという状況でもあると思います。
でも、このナースさん、父はもちろんですが、毎日交代で付き添いする、家族に対しても、物凄く冷たい言葉を浴びせてくるので、ちょっと、凹みました。


別のナースさん。
母が付き添っていた時、血圧が上がってしまい、外来で診てもらうことになりました。
すぐ下の妹が母の外来に間に合うよう、病院へ向かっている途中で、外来診療に母は呼ばれました。ナースさんは「大丈夫ですから、行ってください」とのことで、母が外来に行きました。
妹が到着するまでに、10分くらいだったと思いますが、その間に、父は管をすっかり抜いてしまい、ベッドに正座していたそうです。


そのナースさん、管から抜いていた残留物はもうそんなにないと思うので、先生に聞いて、もう管を入れなくても良いか聞いてみますね。と、優しく声をかけて下さったそうです。


でも、認知症の入院生活は、他にも大変なことがあったのです。