診断確定される
父が職人と社長、母は経理などの全般。
30年余続けてきて、既に定年退職した職人さんだけで、廃業間際はまた2人のみになっていました。
父は少し格好良くいたい人でした。不正が嫌いで、ゴルフのスコアを誤魔化すような人をマナーが悪いと言っていたこともあります。
その父の唯一の趣味だったゴルフ。
仕事の付き合いもある、ゴルフ仲間がいたのですが、認知症と診断される少し前から、1人でふらっと自分の会員コースに行くようになりました。
今思えば、誘われなくなったのか、人と出かけるのが煩わしくなったのか。
おかしな事は色々あったのです。
症状がだんだんと進み、父は職人として、物を作る集中力も欠いてきていました。
軽ワゴンの後ろの扉を閉める時、頭にぶつけ、縫うほどの裂傷を負ったり、母がちょっと出かけている時に、庭のビワの木に登って手入れ中に落ちたり、工場の機械でケガをするようなことが増えました。
かかりつけ医からの薦めで、大学病院で検査を受けることになり、そこで、若年性アルツハイマー型認知症と診断確定されました。
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