marimonfuwaのブログ

何かしんどいなぁと思う時に綴ろうと思います

宗教の話

数日前に宗教に憑りつかれてしまうことについて書いたが、私は宗教アンチなわけではない。
どちらかと言えば、信仰を持つということは好ましいことだと思っているし、その昔、10年間教会へ通った。
聖書に書かれているなかで、いくつかの好きな聖句もある。
今も創価学会の熱心な信者の方と友達だし、信仰の話に誘われれば、話を聞くのは嫌いじゃないので、出向いて行く。
お寺の僧侶の説法も好きだし、機会があればきちんと話を聞く。


活動をされている熱心な信者の方々は、本当に良くやっておられると思う。
ただ、「組織」となれば、そこを取り仕切る役割の方によって、多かれ少なかれ、組織を維持するための判断が必要になってくる。


例えば、教会活動は(プロテスタントの場合)牧師を中心として、教会組織が出来上がる。日本には色々な教会組織があって、どこの組織に属するかによって、牧師さんの生活状況は様々である。
信者さんたちの献金だけでは到底生活できないような小さな教会であれば、牧師さんがアルバイトをしなければならないこともある。
大きな教会の場合は、集まる献金も多くなるので、信仰活動だけで生活できるようになる。


結局は「組織」なのである。経営を考えなければ、組織を維持してはいけない。
綺麗ごとは言っていられないのである。
組織なので、宗教団体といえど、人と人の対立はある。
宗教を純粋に知りたいと思うには、些か面倒なことの方が多い。


と、いうことを踏まえて、オブザーバー的な感覚でいるほうが良いという結論に至ったのが、教会に10年通った結果だった。
他のことを断るのはあまり得意ではないが、宗教団体の勧誘だけは、はっきりと断れるのである。