昨夜、最終回を迎えたこのドラマ。

スペシャル版からの連続ドラマで、滑り出しから評判が上がらず、視聴率が伸びなかったようだが、個人的にはとても良いと思って、月曜日のドラマを久しぶりに楽しみにしていた。

最終回の良かったところは、エンディングにUruさんの「心得」が流れ、これまで放送されたスペシャル版のシーンカットが盛り込まれ、曲が終わると、風間教官が警察学校での花壇のシーンに切り替わり、十崎の意味深なセリフが流れ、風間教官の義眼のアップで終了となった。
続編が期待できるような終わり方で、一ファンとしては嬉しいエンドであった。

木村拓哉さんのドラマは、若いころからよく観ていて、『何をやってもキムタク」』と揶揄されることが多いが、私は演者として素晴らしい俳優さんの一人だと思っている。
特に、クールな役をされるときにその魅力が増大するように思える。

圧倒的なオーラが映像からも伝わってきて、何もかもが見透かされるような緊張感はこのドラマの見どころだと思う。
また、相手が迫力のある演者だとその魅力が増大する、不思議な俳優さんではないだろうか。

その昔、MR.BRAINというドラマでは、九十九龍介という脳科学者の役どころで、少しコミカルな感じで演じられていた。
当時、小学生だった我が子は、木村拓哉さんがテレビに映ると、「つくもさんだ！」と、しばらくの間、「九十九さん」と呼んでいたほどだった。

風間公親のシリーズは、続編を期待して待ちたいと思う。