芸能人や有名人の「負」のイメージとして話題になる、「不倫」と「薬物」。

薬物に関しては犯罪行為である。起訴されれば、刑法によって裁かれることになり、判決によっては前科となる。
また、個人がどんなに制御できるつもりであっても、依存性が高いため、抜け出すことは難しく、いずれは他人に迷惑をかける事件を起こしたりする可能性がある。
影響を考えれば、ある程度の報道があるのは致し方ないことであろうとは思う。

さて、不倫についてはいつも不思議に思うことがある。

不倫の場合、不倫された配偶者が法的に手続きする場合は「申立て」となり、家庭裁判所における「調停」となる。家庭裁判所でお互いの言い分がまとまればそれで終了となるが、不成立となれば裁判となる。
裁判となって「被告」「原告」の立場で、裁判が終了しても「被告」の側に前科となったりはしない。
あくまでも家庭問題の一つであり、有名人であるからといっても、晒し物にして、理由もわからない他人がとやかく言うことではないのである。

家庭によっては、正妻が妾の存在を認めている場合もあるのだから。