今朝のニュースで取り上げられていて、気になったこと。

スズキの自動車を販売している「副代理店」が破産手続きに入り、新車購入の為に既に納車を待つだけだったお客さんへの自動車引き渡しがなされていないという。

これを聞いて、中古車？？と耳を疑ったのだが、良く聞いているとそうではなく新車だった。

スズキの看板を掲げて、自動車販売をしているが、スズキ自動車とは関係がなく、別の会社になる。確かに、スズキの看板の横に、別の会社名が書かれていた。

ようするに、代理店契約をした会社で、元は自動車整備工場の会社なのだと思う。

私はディーラーでしか車を買わないと決めているのだが、地元で長くやっている自動車整備工場に同様のスズキの看板があったなぁと思った。

代理店方式であるなら、スズキ本体とは別の会社であるということは理解できる。
ただ、契約方式に問題があるのではないかと推察できる。

恐らくであるが「副代理店」という立場の会社が「販売店」へ発注をする際に、先に支払うか、納車の際に全額を支払いをしない限り、車は販売店から副代理店へは納車されない仕組みだろう。
注文をされたお客さんから預かった金を、別の用途に使ってしまい、資金繰り出来なければ自動車は納車できなくなる。
この仕組みが改善されない限り、副代理店を通じて自動車を購入することは控えなければならないだろうと思う。
スズキ本体がこの契約方式で今後も自動車を販売する限り、同様の問題は起きないとも限らない。

騙されて先に全額支払ってしまった被害者には本当に気の毒なことだと思う。