イギリスのエリザベス女王陛下がお亡くなりになって、昨日、国葬が行われた。
我が国の天皇皇后両陛下も参列なされ、コロナのパンデミックから2年経ってのイギリス訪問となられた。
各国の王族の皆様と、乗り合いバスに乗られるお姿は、日本では考えられないことではあったが、きっと天皇皇后両陛下はお気になさっておられないのだろうと感じた。

国内でも元首相の国葬が間もなく行われるが、比較されること間違いなしで・・・
70年在位された女王陛下と、比較することすらおこがましい感じはする。

戦争を乗り越え、25歳から女王陛下として国とともに自らの人生を捧げて生き抜かれたのだから本当にすごい方だと思う。

お役目を全うするということの大変さ。自らが生まれながらに背負っている運命を受け入れ、覚悟を決められてそのためだけに人生を捧げるなんて、庶民には全く想像もつかないことで・・
でも、イギリス国民が何キロもの道のりを何時間も並んで、女王陛下の棺に最後のお別れをしたいと願うというその姿は、他国の人間であっても、その尊さに触れる瞬間を垣間見ることが出来た。

愛すべきおばあちゃまだったからこそ、国民があんなにも慕うのだと思う。