marimonfuwaのブログ

何かしんどいなぁと思う時に綴ろうと思います

生命保険の話④

がん保険。


色々なところで販売しているが、その内容は様々。


がんと診断されたら一時金が受け取れます。→因みに、この診断確定って曲者なのだ。
病理検査(生検)で確定して、初めて診断確定となるのが殆ど。


病理検査とは、手術などで取り除いた腫瘍細胞を、検査して確認することである。


従って、検査をするために軽微であっても、なんらかの手術を受けることになり、これをもって診断確定となるのである。
従って、がんになっても手術を受けたくないという方、民間療法などで治療をしたいと考える方には不向きな保険なのである。


放射線治療を受けた場合に保険金が支払われるがん保険もある。
通院でがんを治療する時代になったので、それに対応する保険なのだ。
1回の放射線治療に対し、5万円とか10万円とか・・・選択できる契約になっている。


後は入院した場合に日数に応じて支払われるもの。
がん保険以外でも他に加入している入院保険があれば、特に必要はないと私は考えている。


お金の心配をしないで治療したいと考える方は沢山いるだろう。
リスクに備えるために、大きな治療が発生する確率が高いと思うならば、なんらかのがん保険に加入しておくことは安心につながるかもしれない。
ただ、掛け捨てである保険なのだから、その分でしっかりと残しておけば、それを治療費に充てることもできるという考え方もある。


日本は国民皆保険制度を強いている。全員がなんらかの健康保険制度を利用していて、入院や手術をする場合、高額療養費制度によって、手続きをすれば一部自己負担額が戻ってくる。


欲しいか、欲しくないか。
安心を買うのだと、割り切って契約できる方だけが加入したらよいと思う。